(脂漏性皮膚炎の治し方体験談)
私は大学を卒業し、社会人になりたてのころ、胸に湿疹ができました。当時は脂漏性皮膚炎とは知らず、慣れない環境でのストレスが原因かと思い、市販の塗り薬で対応することにしました。ところが、塗り薬が私の体質に合わなかったのか、湿疹は治るどころか背中にも広がりました。

近所の皮膚科で診てもらうと、脂漏性皮膚炎と診断され、軟膏の塗り薬を処方されました。お医者さんは「脂漏性皮膚炎は、この薬を1日3回患部に塗れば、1週間で治るでしょう」という見解です。しかし、その薬を塗っても、脂漏性皮膚炎の症状は改善されませんでした。再び皮膚科に行くと、「一度、大学病院で診てもらったほうがいい」と言われ、紹介状を渡されました。そして、大学病院で診察を受けたら、再び「脂漏性皮膚炎」と診断されたのです。大学病院では、脂漏性皮膚炎の塗り薬だけでなく、脂漏性皮膚炎の飲み薬も処方されました。

さらに「お酒を飲むと、皮膚の血管が拡張する原因となり、かゆみを強くする」とか「42度以上のお湯に入浴すると、皮脂が溶け出して、皮膚のバリア機能が落ちる」などのアドバイスを受けました。脂漏性皮膚炎の飲み薬が効いているのか、脂漏性皮膚炎の症状は徐々に改善しています。大学病院は平日しか診察していないので、今は脂漏性皮膚炎の治療のため、2週間に1度、半休をもらって病院に通っています。入社したばかりの会社に迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。