(脂漏性皮膚炎の治し方体験談)
大手スーパーの鮮魚部門で働いていた私は、30歳の時夢だった居酒屋を始めました。元魚屋なので鮮魚の目利きは自信があり、その魚を目当て常連さんが付き20年以上商売を続けています。ある日、奥さんから「あんた、頭フケだらけだし、湿疹も出ているよ。」と言われました。早速、鏡で確認すると後頭部と頭の上に、脂漏性皮膚炎の湿疹とフケが交じり合っていました。

奥さんが「あんたそれおかしいよ、医者にいってきな。」と言われるまま仕入れが終わった後、皮膚科に行ってみました。医師から脂漏性皮膚炎で、頭皮に溜まる脂の多さやストレス性の脂漏性皮膚炎だと診断されました。しかし、私は魚屋をしていた時から丸坊主で、毎日頭も洗っていました。医師に尋ねると「年を取ってくると体質も変わり、皮膚も過敏になり、脂漏性皮膚炎になる事もある。」と言われました。

あまり納得できないまま脂漏性皮膚炎の薬をもらい、家に帰りました。皮膚科に行ってからは脂漏性皮膚炎の湿疹も収まり、フケも小さくなりましたが依然出ます。料理に脂漏性皮膚炎のフケが落ちないように、頭にタオルを巻いて店に出るようになりました。そんなある日、久々に出版社勤めの常連さんがやってきました。開口一番「いや~忙しくて参ったよ、担当の新人が賞取ったもんだから、あれ、大将、頭どうしたの?」と言われ昔馴染みなので脂漏性皮膚炎の訳を話すと「お、脂漏性皮膚炎ね、俺も新人さんに教えられたんだけど、脂漏性皮膚炎は無添加シャンプーで治るよ。」と言われました。へ~と思い、脂漏性皮膚炎を治したいので、早速奥さんに買いに行かせました。

仕事が終わりお風呂で使ってみると、次の朝、脂漏性皮膚炎のフケが殆ど出なくなりました。よくよく考えたら、私は刺激の強いスースーするシャンプーを好んで使っていたので、それが年齢とともに弱くなった頭皮に合わずに脂漏性皮膚炎になったのです。これで脂漏性皮膚炎も徐々に治りつつあるので、もうちょっとすると丸坊主の粋な大将でいられます。